社交ダンサー・競技ダンサー麻戸洋輔・中村綾のblog

鎌倉市大船を拠点に活動しているプロ社交ダンサー・競技ダンサーの麻戸洋輔(まとようすけ)・中村綾組のブログです。社交ダンスに関するあれこれを思うままに綴っています。

デモンストレーションの演技時間はだいたい3分以内と決められている場合が多いです。それに付随して良く聞く話が、なるべく3分ギリギリ、2分58秒とかで踊りたい!と生徒さんに言われる。という話。


ウチの教室の生徒さんにはこの話をする人はいないのですが、要は同じ料金なら1秒でも長く踊ったほうがお得!という心理のようです。本当にお得なのかな?


実は時間については、アマデモの価値をどこに見出すかによって意見が分かれます。


「人前で注目を浴びて踊ること自体が楽しい!」「本番の先生ってステキ。一秒でも長く一緒に踊りたい!」という人はこの考え方が理に適っています。楽しい時間は1秒でも長いほうがいいもんね。長く踊ったほうがお得!


しかし、誰かの印象に残るダンスをすることが目的だったり、上手いと思われたいなら話は変わってきます。印象に残るダンスをしたいなら作品として上手くまとまる時間でやるべきです。音楽の編集も関係しますね。3分ギリギリ狙いだと曲によっては無理矢理な編集になってしまう場合あります。また、上手いと思われたいなら自身のパフォーマンスのレべルが下がらない範囲の時間をチョイスする必要があります。3分踊るのは結構ハードです。


こちらのタイプの人は時間が長いからと言ってより目的が達成されやすくなることはあまりありません。つまりお得にはならない人達ね。


どちらの楽しみ方も正解だし、良いと思います。


自分は個人的には長く踊って飽きられるよりも、「もう終わっちゃったの?まだ見たかったな~」と思われるところで終わりたい派なので、そういった生徒さんが集まってきているのではないかなと思います。


みなさんはどっち??
カップルレッスンの方が安くすむ!でも、、、






月曜日はスタジオをお休みして英美先生のワークショップへ参加してきました。エクササイズから初めて前回の復習、そして音楽のお話へ。


タイミングの取り方を変えると同じ振り付けでもガラッと雰囲気が変わりますね。チャチャチャのステップを初めはノーマルタイミングで踊り、その後で英美先生のアレンジで踊ってみるという練習がありました。


基本的にいつも試合で使用するステップを練習していますので、普段と違ったステップを練習するだけでテンションが上がります。そこにタイミングの変化が入るとさらに楽しくなりますね。他の選手も楽しそうでした。


ダンスの練習をしているとこの「楽しむ」という気持ちを忘れてしまいがちですね、、、、ぶっちゃけツライ時の方が多いし、、、どうやって練習を、ダンスを楽しくしていくのか?佐代子先生にも「誰がダンスを楽しくするんだ?」と聞かれることがあります。一流の人達には共通点が多い。

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他人はダンスを楽しくしてくれません。自分自身がダンスを楽しくしてく必要がありますね。


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UK OPENとは英国3大大会の一つ。ボーンマスで開催されます。

1月UK Open
5月BLackpool Dance Festival
10月London International Championships

の3大会です。実質この3つの大会が世界的にみてもハイグレードな試合なので、競技ダンス界での三大大会と言っても良いと思います。(こちらはWDCの試合です。WDSFでの最大規模の試合はドイツで開催されるGerman Openになります)


UK戦では決勝に入った選手のソロダンスがあります。ソロダンスとは決勝に入った選手が1組ずつ演技することです。フィギュアスケートのような感じ?、、、、と思いきや、実はこのソロダンス、審査の対象外となります。フィギュアスケートに例えると、決勝の前に選手がエキシビジョンを踊るようなものでしょうか?


そしてこのソロダンスがめっちゃ盛り上がります。普通にかっこよく踊る選手もいれば、趣向を凝らしてくる選手もいます。ちなみに試合当日の朝に出場選手はフロアで練習できるのですが、トップ選手の中には階段を降りるリハーサルをしている選手もいたりします。


以下は過去のUKのオススメ動画です。


マウリツゥオの代わりにニールが?



ニールとエカテリーナ。「あれ?衣装間違えた?」からの、、、、


そして去年のリカルド&ユリア。王道でカッコイイ。


 
選手により様々で楽しいですね。


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担当している子供のクラスで、小学生の子にレッスンをしているのですが気づきがいろいろあります。


子供は本当に素直!!


レッスンの最後に「今日は何をやった?」と聞くとつたない言葉ながらも教えた内容そのままの回答が返ってきます。えらい!


大人の場合は、コレが上手くいかない場合も結構あります。上達が遅い人に多い傾向なのですが、レッスンの最後に「今日は何をやりましたか?」と全然関係ないことを言います。その日のレッスンでは、ホールドの形を直したのに「ライズ&フォールが大事!」とか平気でいう。(笑) 「え?!そんなことまったくやってないよ!」(汗)って最初の頃は焦りました。今は慣れましたが。


おそらく、自分の中で大事と思ったことを先生にも大事と言って欲しいとか、その人が考えたその問題への正解が心の中にあってそれを先生に認めて欲しいという気持ちがあるのかな?と思います。


そういったことを自覚している・いないに関わらず、レッスンで習ったことを違うことに言い換えてしまう人は多いです。


気になっていることや自分が正しいと思うことを一旦置いておいて、今レッスンで指摘されていることを言われたままとりあえずやってみる。という素直さは上達するには非常に大切です。


大人でも素直な人は少ないレッスン数でグングン上達します。先にダンスを始めた、レッスン内容を言い換えてしまう人を追い抜くこともよくあります。


そんな様子をみていると、ダンス教師はダンスのスキル、教えるスキル以外に生徒さんを素直にさせるスキルを手に入れるべきなのかも。と思いますね~。


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せっかくお金をかけてデモンストレーションに出るなら、誰かの記憶に残るデモにしたい。そう考える人も多いのではないでしょうか。


上手い人と印象に残る人は違います。上手いからといって見ていておもしろいデモとは限りませんし、上手くなくてもおもしろいデモ・印象に残るデモはあります。


いままで見た中で印象に残っているデモを考えてみると下記のような要素が含まれていました。


・テーマがある
・おもしろい演出(小道具・衣装早替えなど)
・ダンスに集中してる(一生懸命、演技に入り込んでいる、楽しそう!など)
・ドレス・ヘアのコーディネートがステキ


この中で絶対に欠かせないのは生徒さんの集中!初心者の方が一生懸命デモに挑戦している姿はたとえダンスが上手くなくても感動するものがありますし、おもしろい演出も生徒さんがノリノリでやってくれないと成立しません。結局、生徒さん自身が大事です!


記憶に残るデモになるよう練習から集中して踊って行きましょう!


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