競技会の際、審査員は背番号を見て点数をいれます。皆さん背番号をちゃんとジャッジに見せてますか?


「見せるの何も、それをみるのが審査員の仕事でしょ!」と思いますよね。ただ1分半の競技時間で1組に使える時間は少ない。


ジャッジの先生方に話を聞いたところ「あの選手にチェックを入れたいんだけど、、、背番号が見えないな。」という状況はよくあるそうです。審査員の先生も、限られた時間の中でいい踊りをしている選手を規定の人数選ばなければいけません。背番号がしばらく見えないと「いいや!後から背番号が見えたときにチェックを入れよう。とりあえず他の人を見よう!」と後回しにすることも。結局、他の選手も良さそうだな、、こっちにするかとなる場合も多いらしい。


これは逆にしっかり背番号を見せる事が出来れば、それだけで点数が増える可能性があるということです。では背番号が見えない理由について考えてみましょう。


1、ずっと同じ方向を向いて踊っている。
これはルーティンの構成自体があまり良くない場合もあります。ステップの順番を入れ替えたり、ちょっとステップを変えるだけで解決する場合が多いので当てはまる人はコーチャーの先生に相談してみましょう。


構成に問題はなくても、回転量が足りない、身体のしぼりが足りないなどの原因で、結果的に同じ方向に背番号が向いてしまっている場合もあります。ボディのひねりで背中を様々な方向に向けてみましょう。


2、背番号が隠れている。
パートナーが背番号を隠しちゃってるカップル、結構多いそうです。以前ユッカ先生のレッスンで話題にあがって「いいなと思ってチェックを入れようとしたらさ、背番号が女子の手で隠れてて見えないんだよ!ホント、Stupid girlだよねー。」と言っていました。


男性とホールドを組んで踊るところは要注意!!オープニングアウトやクローズドヒップツイスト系のステップで、女性の左手が男性の背中に近づく時は配慮が必要です。


また、背番号をつける位置が高すぎると女性の腕が背番号にかかってしまう可能性もあがります。背番号をつける位置にも少し注意が必要ですね!


審査員の先生がいいなと思ってくれた瞬間にしっかりチェックがもらえるように、こういったことにも気をつけて下さいね!


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