前回は姿勢良く自分のステップを踊れるようになりましょうというお話でした。今日は相手と一緒に踊ることを考えてみましょう。


一緒に踊るとなるとリード&フォローが重要になってきます。そもそも相手の方に意識を向けながら踊ることができるか?ここが重要で、自分のステップに不安があるとリードどころではないですよね。相手に釣られずに自分ステップを踊る、ということがまずは重要になります。


今日はここができたという前提で考えます。リードとは相手を導くこと。正確に導くには、相手がどのようなタイミングで、どの位置にいるのかということを知っておく必要があるのです。


つまり、自分のステップが把握できたら次にやると良い事。それは相手のステップを覚える事!です!


リードする側は、相手のステップを覚えることで動きの軌道が確実に理解できます。フォローする側もリードがくるタイミングや位置関係などを正確に把握できます。


上手くリードできない、、、という悩みはこれで解消できることが多いです。どこに、どのようにリードするということがザックリすぎるというパターンが多いです。


「俺は相手のステップは分からないけどリードできてるよ!」という人は、実はお相手がうまーく動いてくれているだけの可能性が高いかな(笑)ゴールが分からないのに導くことは本当はできないはずだからね。相手に感謝。


そして位置関係が改善されると踊りやすやだけでなく見た目にも変化があります。二人の空間が広くなったり、ラインがキレイになります。


スタンダードは相手の位置が分かると自分の上半身の置き場所もはっきり分かります。ラテンは目まぐるしくポジションが変わりますが、これがいつ、どこで起こるか把握することでスペースができます。


また、手を離してしまうとバラバラになりがちですが位置関係を知る事で一体感がでます。


多くの人が相手の動きは何となくは分かる、という状態だと思います。ただこの、「大まかに、ザックリと相手の動きを理解している」と「相手のタイミングと位置関係を理解していてシャドーできる」という状態ではかなり大きな差が出ます。


相手のステップを覚える事はライバル達に差をつけるのにも効果的だと思います。


ちょっと大変ですが、自分のパートナーに聞けば教えてもらえると思うので、ぜひトライしてみて下さい!


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社交ダンスが上手くなるには~その1~
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