競技会を観戦しているとき、よーく見るとそんな上手くない選手なんだけどなんか見ちゃう
という選手っていますよね。または、上手そう!と思ってジーっと見てみたら、、、あれ思ったよりも上手くないかも、、、??なんてことも。


今回は、社交ダンス・競技ダンスが上手くなる!ではなく、競技会で上手そうにみせる事を考えてみたいと思います。本当に上手いかどうかは別として、上手そうに見えるということは非常にメリットがあります。一番大きいのは審査員に予選で早めに見てもらえるということです。


誰しも踊り始めが一番キレイな姿勢です。音楽が進むにつれてそのポスチャーを維持し続けることがだんだんと難しくなっていきます。つまり一曲の中の早い段階で審査員に見てもらえれば、自分のいい姿を見てもらえる可能性が高まりますよね。


そういうわけで、中身の伴わないハッタリでもなんでも良いので上手そうに見えたほうがいいのです。ダンスの技術が付くには時間がかかります。もう競技会直前!という方はこういうちょっとした事も押さえておくと、あと1チェックに泣く、という事も減るかもしれません。


また、上手そうにみえる為には、上手い選手の踊っているとき以外の立ち振る舞いをマネしましょう!踊っているとき以外というのが重要です。


例えば、入場。
既にキレイな姿勢は出来上がって歩いていますか?キチンとパートナーをエスコートしていますか?音楽が鳴り始めたからと言って焦って、走ってフロアの空いている場所を探すなんてこと、上手なダンサーはしません。ゆったりと歩いて入ります。場所なくなるのが心配でも焦った姿を見せるのはNGです。


フロアに入って曲がかかるまでの間もキョロキョロしたりしません。視線も自分のパートナーや観客に向けて集中しています。


退場も同様です。良い姿勢でキチンとパートナーをエスコートしながら&されながらフロアを後にしていますか?「あー終わった、終わった、疲れた~!」と緩んだ姿をしている人を良くみます。そのラウンドが接戦で点数をつけるのに審査員が苦労しているとき、退場も見られています。その緩んだ姿で最後の1チェックを取り逃しているかも・・・。


フロアでの立ち振る舞いが下手で、ダンスだけは上手いダンサーを私は見たことがありません。上手な人はみんな、踊る前から姿勢はいいし(というか、姿勢が良いのが普通になっている)、エスコートとかも普通にやっています。つまり、それができるだけで上手そう!に見えるのですね。


審査員の方もダンサーですから、上手なダンサーの立ち振る舞いをもちろん知っています。競技中、審査員が1曲に1カップルあたり見れるのはたった数秒です。審査そのものは音楽がかかってからはじまりますが、それ以前の段階で「どのカップルから審査をはじめるか?」は決まっているはずです。


踊り自体を良くするのは時間がかかりますが、立ち振る舞いは気をつけるだけですぐに良くなります。あと1チェックにいつも泣いている人は試してみてね!!またこれは、デモンストレーションでも同様です。いずれにせよそれも全てひっくるめて演技だと思った方が良いですね。


クリックお願いします

社交ダンスランキング



こちらもどうぞ
背番号、ちゃんと見せていますか?
音楽に合ってない!といわれたら・・・
リードが通じない!その訳は、、、

神奈川県鎌倉市大船の社交ダンス教室
Mato Ballroom Dance Club

麻戸 洋輔・中村 綾


Mato Ballroom Dance Club の HPはこちら



麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら


レッスンのご予約はこちら



社交ダンスランキング