練習時間が取れない忙しい時ほど計画を立てるということは有効です。初心者のうちは、実現可能なの?!とチャレンジなプランを立ててしまうこともありますが、上級者ほどそういったミスも少なくなります。


自分で計画を立てて、実際に実行してみることで自分のキャパシティも分かってきますので、計画通りいってもいかなくても、とりあえず計画を立ててみることは大切かなと思います。仕事や家事が忙しい、限られた時間で練習しなければならないみなさんこそ練習計画を立てるのはススメです。


まずは、目標の試合やデモ本番までどのくらい練習できるのか計算しましょう。あと3ヶ月!みたいなアバウトなものでなく、本番まで合計で何時間練習する時間がとれて、レッスンを何時間受けることできるのかというように、なるべく具体的な方が良いです。


計算してみると意外とダンスに使える時間が少ない事が判明したりします。例えば週に1回25分を2レッスン受ける人が3か月後に発表会に出るとします。週2レッスンで50分。1か月では200分。3か月では600分。合計10時間ですね。


3か月と聞くとまだまだ先だなーと思いますが、10時間と聞くと意外と少ないような気も、、、10時間の中には振り移しの時間もあるので、クオリティを高める為の練習時間はもっと少なくなります。


さらに、もしかしたら体調を崩したり、仕事が急に忙しくなり練習ができなくなることもあるかもしれません。練習計画は少し余裕を持たせるのがおすすめです。気持ちにも余裕が持てますし、計画より進みが良い分には全く問題ありませんからね。


何より本番まであと1か月あるし~!と思って練習するのと、あと4時間しかできない!と思って練習するのでは集中力にも差が出ます。後から焦ってしまう人はここが上手くいってない人が多いかな。


初心者のうちは計画が実現可能かどうかの見極めが難しいと思いますので、立てた計画が可能かどうか?ということを自分の先生や自分よりダンス歴が長く上手い人に見てもらえると安心です。


例えばルンバしか踊れない人が2か月後にC級戦に出たい!!となった場合。これは結構難しいです。なぜならC級戦は3種目踊れないといけません。今から2か月で2種目を試合に出れるくらいのルーティンを覚え、尚且つルンバの練習もする。


発表会も同様で、普段ルンバを練習している人が3ヶ月後にルンバの演目を踊る場合とサンバの演目を踊る場合では計画が変わってきますよね。これがワルツとかになったらもっと違ってきます。


毎日のようにレッスンや練習に来て解決するという力技もあるけど限度はあるよね。当然ながら時間の問題だけではありません。その人のセンス、練習効率などもあるので個人差もあるとは思います。計画を立ててみて、普段の生活をやりくりしてもう少し練習やレッスンの時間を捻出する。それが難しければステップを短くしたり簡単にしたりするという方法もあります。


だだし、これは別の視点でもみることができます。ダンスに完成はないということ。時間があればあるだけ改善されていくので、どこかで線を引かなくてはいけない、こういう言葉はあまり使いたくないけど、妥協しなければならない部分もあると思います。難しいね。


どのみち競技会やデモの日は必ずやってきます。早い段階で計画を立てておけば、時間のやりくりをするにも猶予がありますし、途中での軌道修正も可能です。試合、デモの時はぜひ練習時間を「具体的」に計算して計画を立てましょう!!


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