ジェンダーとは社会的意味合いからみた男女の性区別のこと。ジェンダーフリーとは、そういった区別をなくしていこう!ということです。男性は男性らしく、女性は女性らしく、、、そういった固定概念、レッテルを貼って生きるのはやめようということですね。


最近、メディアでも良く取り上げられ注目されています。男性は会社で良い地位につきしっかり稼がなければならない、女性は家事、料理や子供の世話が得意でなければならない、そういったことに疑問の声がでできたということです。世の中の流れというところでしょうか。ジェンダーフリーが良い悪い、その辺はいろいろな意見があるので今回は触れないとします。


さて社交ダンスについて考えてみます。今回は競技については考えません。社交ダンスの面白さの一つに男性と女性がペアになって踊るということがあげられます。そこには男性がリードして、女性がフォローするというルールが前提として存在します。


社交ダンスはノンシークエンスダンス、つまりステップの順番は決まっていません。初めて会った人同士が打ち合わせなくスムーズに踊る為には、2人のうちのどちらかがハンドルを握る必要があります。西洋の「男性が女性をエスコートする文化」を考えると、男性がハンドルを握るのは自然といえます。


では、男性がフォロー、女性がリードという従来と逆の状況でダンスが成り立たつのか?いろいろな考え方があるかと思いますが、僕は問題なく成り立つと思います。現に、とっても上手な女性と初心者の男性が踊る場合、女性側が男性側に動きを促すことによりスムーズに踊ることができる場合があります。まぁこれをリードと呼ぶのか、フォローと呼ぶのかどちらなのかは微妙なところですが、、、、


男性だからリードしなければならない、女性だからフォローしなければならない、こういった考え方が世の中の流れからすると古いということなんでしょう。


考え方がどうかは置いておいて、現状は男性がリードして女性がフォローするというのがルールとなっています。やはり多くの場合、男性と女性では体格、筋肉量が違うので男性がリード、女性がフォローの方が上手くいくのではと思います。


不特定多数の方と踊る上でのルールとして男性がリードすると決まっているだけで、男性がリード、女性がフォローでなければ踊れないという訳ではないでしょう。社交ダンスは社交が目的だと思うので、どういった形であれ2人でコミュニケーションが取れれば良いと思います。


次回は競技ダンスについて考えてみましょう。こちらの方が問題が複雑そうです、、、、

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