プロアマ問わずダンスをしているとだんだんその難しさに気がつきます。上手い人は難しいことを簡単そうにやるので、初めのうちはその難しさに気がつかないことがあります。



真面目な人ほど何でいつまで経っても出来ないんだろうと悩んだり、考えたりしてダンスが嫌になってしまう人も少なくないように思えます。


そこは僕ら指導者側にも問題があります。ダンスの上達には、身体能力、技術、感性など様々な要素の向上が必要ということは自分達自身が1番分かっています。上手くなりたい!という方には是非!と思い指導していきますが、それが行き過ぎると生徒の望んでいない、それ以上のことを要求してしまいがち。


もちろん立ち方、歩き方など基本的な内容のレッスンにより多くの時間を費やせば上達は早くなります。しかし、先生と一緒に踊るだけ、パーティーで上手な人と踊るだけならばそこまでの努力は必要ないかなと思います。もっと気楽にダンスをしてみましもう。


音楽に合わせて歩く、揺れるだけで十分楽しいよ。そんなに難しく考えなくても大丈夫。最近は「スポーツ性」が強調されているけど、あくまで「ダンス」。もっとテキトーに楽しんで欲しいな。


もちろん、競技で勝ちたい、より綺麗に、優雅に踊りたいという場合は厳しい反復練習、身体能力の向上、テクニックの理解が必要となります。でもそれはもっと後でも大丈夫。はじめは気楽にね。



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