ダンステクニックは日々進化しています。昔と今では変化していることも多いですが、スタンダードでの大きな変化といえばトップの大きさです。


トップとは男性と女性の上半身のこと。昔よりも男性と女性の頭が遠く、フレームがより広い方が良いとされています。特に女性のシェイプの量は以前よりも大きくなっていると言えます。


ある人には「今の踊りはもっと反らなきゃ!その踊り方は古い!もっと反れ!」と言われる。


対して自分の先生にはもっと真っ直ぐ立ちなさいと言われる、、、で自分の好きなトップ選手を動画で見てみると、やっぱりかなり反っている。
こんな感じ↓


自分の先生はもう良い歳だし、やっぱり古いのかなぁ、、、さて、どっちが正しい?!


正解は、、、、どっちも正しい!
トップが広い方が良いのも事実。仮に全く同じムーブメントをするカップルが2組いたとしたら、トップの広いカップルの方が評価が高いでしょう。


でもそもそも真っ直ぐ立てなきゃ反れないのは事実。トップを広げることを意識し過ぎて骨盤を前傾しながら踊ってる人が良くいますが、これでは良いムーブメントができません。まずは真っ直ぐ立てることが大切です。


今の自分にとっての正解はどちらか?ここが重要だと思います。この辺りは自分の習熟度によって変化します。


「真っ直ぐ立てる人が反っている」というのが真実だと思います。真っ直ぐ立ってできないことは反ったらもっとできない可能性が高いです。


かといって、いつまでも真っ直ぐで踊るわけにはいかないし、見極めが難しいところです。そこを見極めてくれるのが先生なんだと思います。


先生の教え方が古いのではなくて、自分がそのステージへ達していないの可能性も?立つことができる、それから反るという成長過程となっているはずです。


この辺りはケースバイケースだから、本当に先生が古いこともあるだろうから要注意かも。結局は何を信じるか?というより誰を信じるか?という感じになってきそうだね。


古いダンスと言われると誰でも嫌だろうし、しかも新しいダンスという響きが良いから知人に「あなたの先生の教え方は古い!」と言われたりしたら確かにショックは大きいかも。あなたの知人を信じるか?先生を信じるか?自分自身で判断する必要があります。


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