「先生、私ここは内股になっちゃってるけどいいんですか?」
「リーダーの膝が曲がってちゃってるけどいいんですか?」
「パートナーの軸がブレてるんですけどいいんですか?」
と言われることがあります。残念ながらどれもダメに決まってます笑
ダメだったら指摘して欲しい!指摘してくれないなんて手抜きだ!生徒を甘やかしてる!適当に教えてる!と考える人もいるかもしれません。内股はダメ、膝曲がってるのはダメ、軸はぶれるのはダメ、、、なぜダメなのに先生は指摘しないのか?
答えは簡単。それ以上にダメな部分があるから目をつぶっているだけです。レッスン時間が無限にあればそのような点まで指摘できるでしょう。僕らがレッスン時間内に教えることができることは限られています。もしかしたらセンスがあり要領の良い方ならば、複数の項目を気にしてレッスンを受けることができるかもしれません。
先生は限られた時間の中で、生徒さんが出来そうな、または一人で練習できそう、次回までに習得してこれそうなギリギリのラインを選択してレッスンしています。自分が気になるところと、客観的に見て気になるところは違うということを理解する必要があります。
確かに新しいトライをすると、今までできていたことができなくなることはあるでしょう。でも、それができなくても良いよということではないのです。
そうなってしまっていることには気がついているけど、そこに時間を使っているとレッスンで本当に伝えたいことを教える時間がなくなってしまうので、泣く泣く無視をしている、、、という状態なのです。ダンスの上達には様々な要素が必要です。今のレッスンで先生がどのようなことを伝えたいのか?本当に伝えたいのは何か?ということを考えるとレッスンの効率が向上するかもしれません。
これは自主練の際も同様で、直したいことや練習したいことはたくさんあると思います。自分の使える練習時間は限られているので、習得したいことに優先順位をつけていくことが大切です。
そうはいっても何から練習すべきか分からない、、、という場合はテスト勉強と同様に考えてみると良いと思います。良い点数を取るためには?テストに出そうな問題を抑える、配点の高い問題を勉強する。
ダンスで考えると、音楽、姿勢、動き。ここは配点が高いので抑えておくと良いですよね。ぜひとも優先順位を設定して効率的にレッスン、練習をしていきましょう。
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