社交ダンスはペアダンスなので、組んでいる相手の影響を良くも悪くも受けます。相手によってダンスの内容は当然左右されると言えます。上手い相手と組めば自分の実力以上に踊らせて貰えるのが、このダンスのいいところでありもありますが、悪いところでもあるとも言えます。


カップル練習のによくあるケンカ。
「先生と組んだ時は、こうじゃなかった!先生とやればできるのに!」


「先生とやればできるけど、うちのリーダー/パートナーが相手だと邪魔されてできないんです」


相手が上手く踊ってくれないから自分が上手く踊れない、という主張です。



パーティーで「教え魔」と言われる、相手を直そうという人もメンタル的には同じかも。「相手が上手くないからできない」という考え方は自分のダンスの上達を妨げます。


上手い人と組めば自分の実力以上の世界が垣間見えます。そこが一人で踊るダンスにはない良いところです。しかしそれは自力ではなく、相手にサポートされて力を引き出された状態です。


上手い人と組んだときはいつも以上にストレッチさせられたな、とか身体を使う方向が思っていたのとは違った!身体をこんなに捻るの?!といった、自分の身体の状態の変化に目を向けましょう。そして上手い人と組んだ良い感覚を、相手が変わっても自力で再現できるように努力するのが良いと思います。


先生と組んでできるのは自転車で言うと補助輪付きで乗れた!という感覚に近いかもしれない。自分のパートナーや知らない人と組んでできるには、自転車に補助輪なしで乗れる必要があります。場合によっては立ちこぎもできるよ!というところまで必要かもしれません。


相手が上手くないからできないは今日で封印!相手が誰でもできるように頑張る!なんだったら、私がリーダーの補助輪になってやるわ!くらいの意気込みでガンガン上達したいですね。


相手が上手くないから踊れない、だと先生もダンスはじめたばかりの生徒さんと踊れないはずだよね(笑)


そして何より相手が上手く踊ってくれるかどうかは自分にはどうしようもないからね。自分を変える方が簡単で確実かな。

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