スローやサンバで音を外す人は音の種類・楽器の種類が多いときに、聞かなくてはいけない音の選別が上手くできていない可能性が高いです。どの音を聞いているの?と尋ねてみると、リズムを奏でている楽器の音ではなく、他の楽器の音を聞いています。


音を取れる人、中でも俗にいうリズム感のいい人はリズムを奏でている楽器の音+その他の楽器の音も聞いていて、音楽を上手く表現します。


音を外してしまう人は、色々な音をなんとなく聞くのではなく、まず多くの楽器の音の中から、リズムを奏でている楽器の音を探す訓練が必要です。音を探す訓練自体は音が取れる人も表現の幅を広げるのに有効だと思います。


まず、音楽を聴いて何種類の楽器がなっているか数えてみましょう。音楽の聴き方にはクセがあります。昔こちらの記事でも書きましたね。(音楽の聴き方・聞き方にはクセがある!)人にはそれぞれ聞き取りやすい高さの音・楽器の音、というものが存在しますが音が外れる人は聞きやすいものを聞いていてはダメです。


試してみるとスローやサンバは相当多くの楽器の音が聞こえるはずです。何曲かトレーニングしてみて、最初から色々な音が聞こえるようになってきたら、次は1種類ずつ楽器を選んでその音に集中して聞いてみましょう。自分の得意な音以外の音を一曲追いかけるのは意外と大変かもしれませんね。


それができるようになったら、曲を聞いたときにリズムを奏でる楽器、ドラムなどの打楽器やベースの音を探して音を取ります。その音だけに集中してリズムを取りましょう。そうすると音を取れるようになります。


また、自分の好きな音・聞きやすい音がリズムを奏でていない場合は、その音意識して聞かないようにする必要があります。ついその音に引っ張られて外してしまうからです。


昔、プロ仲間で雑談していたとき話題に上がったのですが、プロでも人それぞれ音を取るのが苦手な音楽があります。昔ドラムをやっていた先生はチャチャチャでドラムが、4&1ではなく2&3、とリズムを奏でてくる音楽が苦手、と言っていました。私の苦手なサンバの曲も私が聞き取りやすい高い音で外したリズムが入っていました。麻戸先生が苦手なチャチャの曲もボーカルがリズムをわざと外して歌っています。


ちなみに私の苦手な曲は麻戸先生はへっちゃら、逆もそうでした。おそらく自分の聞き取るのが得意な楽器がメインのリズムをはずした音で奏でられていると、その音に引っ張られやすいのではないかと思います。苦手な曲がかかったときはベースやドラム、打楽器の音に集中しましょう!


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