僕らはダンスを教えることで生活しているのでどうしても「ダンスやってみませんか?」という方向に働きかけることが多いです。最近はこれってどうなのかな?と思っています。


というのも、「興味がある」=「実際にやりたい」という図式には必ずしもならないからです。僕はテニスが好きなのでたまにTVやyoutubeで動画を見ます。もちろん昔テニスをやっていたので、やりたい気持ちもある。でも実際に今の状況で自分がやるとなると、そこには時間の捻出だったり、道具だったり、練習する相手だったりと多くのハードルがあります。現実的に考えると、そこを超えてまでやろうという気持ちにはなかなかなれません。


またフィギュアスケートなんかも見るのは好きですが、やってみませんか?と言われてもそこは今のところあまり興味がないんですよね。やりたいんじゃなくて、みたいんです!という感じ。もちろん、あくまで今は、ということで将来はわかりませんが、、、


ダンスでもそういった層にもっとアプローチできたらなぁと思っています。実際に僕自身も、自分で踊るのも好きですがみんなが踊ってるのを見るのも好きなんですよね。


まずは興味を持ってもらって見てもらうところからはじめよう!と思うのですが、そこがなかなか難しいところですよね。最初に書いたように、我々はダンスをしてもらうことで収入を得ているので「見るだけじゃなくて是非やってみましょう!」という流れになりがちですね。


「見る」の次の段階として「踊る」があり、我々はその「踊る」を増やさないといけない、、、と考えてしまいがちですが、個人的にはそれだけではないのかなと思います。「見る」がもっと楽しくなるような仕掛けをし、「見る」楽しさをもっと高めていくことも必要な気がします。


踊る楽しみだけでなく、見る楽しみも伝えていけたら良いですね!最近のお気に入りのPeter & Zia の動画です。見てね~!









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