ラテンで重要な要素の一つにヒザを伸ばすということがあります。ダンスをはじめたばかりのことを思い出すとこれがとても大変だった記憶が、、、
最初にルンバウォークを教わった時はとにかくヒザを伸ばせ!ヒザを後ろに押し込んで!と教わりました。ケガしなくて良かった、、、、ヒザが伸びてみえる状態をニーバックと呼ぶのですが、以前書いたようにヒザ関節は後ろ曲がるようにはできていません。言葉通りに本当にヒザを後ろに押し込んで踊ると故障の原因となります。
ただ自分では精一杯伸ばしているつもりでも、客観的に見るとなんだか曲がって見えることもあります。そんな時に試してみて欲しいことは単純に体を引きあげてみるということ。一見ヒザと体は関係ないように思えますが
身体の引き上げが上手くいっていない→骨盤の位置が安定しない→骨盤が後傾する(おへそが上向ききになる)→ヒザが曲がる
というパターンは良くありますね。ヒザのことを注意されるとついつい自分の意識がヒザにだけ向きがちですが原因が他の部分にある場合も少なくないです。
特に危ないのは体重をおろす時。それと同時にボディまで下がってしまい軸足が曲がってしまうケースもよくあります。エネルギーが下に向いた時ほど、上への意識が必要です。(これはスタンダードでロアーする場合も同様です)
本当は膝を後ろへ使っていないけど、そう見えるようにするというのがポイントですね。このようにあえてヒザには意識を向けない方が上手くいく時もあります。試してみてね!
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